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【男性育休への意識調査】働きざかりの令和パパの育休実態は?動画メディア「ママタス」が令和ママ約2,400人に調査。9割のママが賛成!の一方で、取得の検討では一気にトーンダウンに。その理由とは

男性の育休取得率25年度50%実現は、パパの働き方改革が要?パパの家事スキルUPツールやサービスも後押しの一助になる可能性も。


C Channel株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川亮)が運営するInstagramNo.1(※1)ママ向け動画メディア「mamatas(以下、ママタス)」(総フォロワー数110万以上・https://www.mamatas.net/ )の「mamatas labo(以下、ママタスlabo)」では、「ママの本音・希望・おかれている現状」といったリアルな情報を社会に届けるため定期的にアンケート調査を実施し、その結果を社会にむけて発信する活動をしています。


■調査の背景

先日政府は男性の育休取得率を「2025年度に50%、2030年度に85%にする」と表明し、高い目標を掲げました。ママタスは公式アカウントのInstagramフォロワーである令和ママたち約2,400人へ、「男性育休」についてどんなイメージを持っているか、障壁は何か、また実際に男性育休を取った家庭の満足度等についてアンケートを実施しました。


■TOPICS〜アンケートの結果から

  • 男性育休に賛成の令和ママは91.4%。しかし、自分のパートナーが「取りたがると思う」と回答したのは32.2%と少なめの結果に。

  • パパに育休を取ってほしい期間は「1ヶ月以内(1週間以内など短期含む)」と「2ヶ月以上(1年などの長期含む)」がちょうど5割で拮抗。

  • 実際に育休を取ったパパは、20.9%。期間は「1ヶ月以内(1週間以内など短期含む)」が73.9%と、短期派が主流。

  • 「パパが育休を取ってよかった」と思ったママは66.2%と満足度はそこそこ。パパの家事&育児への向き合い方が分かれ道のよう。


■ママタス編集部による解説

令和ママたちは「子育ては夫婦でするもの」との意識が高く、男性育休には大賛成ですが、「世帯収入が減るのは困る」「会社の雰囲気的に取りにくい」「キャリアに響く」など、収入面や職場環境で難しいと思っている人が多く見受けられました。

パートナーが育休を取ったママたちに満足度を聞いたところ、取ってよかったと回答した人たちからは「家事をやってくれて助かった」「夫の家事スキルが上がった」「愛情や絆が深まった」と育児だけではなく家事に対する感謝の声が多く寄せられました。一方、「いいえ」と答えたママからは「家にいても家事育児をやらないなら、いても邪魔になるだけ」という不満の声が…。産後の恨みは一生と言いますが、パパの育休中の家事&育児の参加度合いが、その後の信頼関係にも大きく関わっているようです。

育休中に家事スキルを上げたパパもいるので、それを後押しする商品やサービスがあればママの心強い味方になるかもしれません。

また、育休が取れないパパが多いだけでなく、実際に取れたとしても通常の有給休暇並みしか取れていない人が多いようです。ママたちからは「育休よりも定時で帰ってきてほしい」「時短にしてほしい」という声も上がっており、パパたちの働き方改革とセットで考えなければいけない問題といえそうです。



1分YouTube動画:【大切な時間はあっという間♡】パパと子どもの時間は3年4ヶ月!?


■調査結果

91.4%のママが育休に賛成!

男性育休について「賛成!」のママは91.4%。「母だけが子育てするのはもう時代遅れ」「2人の子だから」という至極真っ当な意見から、「一番大変な時期にパートナーがいてくれることほど心強いことはない」「子どもの成長を一緒に見たい」という声のほか、「今パパが育休中で、とっても助かってます!」という経験者も。一方、反対派からは「役に立たない」「旦那の世話まで増える」と厳しい意見が…。


実際に「パートナーが育休を取りたがる」と思っているママは3割程度

男性育休には9割以上のママが賛成していますが、いざ“自分のパートナー”で考えたときに「取りたがると思う」と答えたのは32.2%、「躊躇すると思う」40.8%、「取りたくないと思う」27.0%と一気にトーンダウンしています。「給料が下がる」「ボーナスが下がる」と収入面を気にする声と、「管理職なので実際は取れなそう」「会社に迷惑がかかる」「キャリアに響く」「周りが育休を取っていない」と職場環境を上げる人が多数いました。


パパ育休は2ヶ月以上取ってほしいママが半数

1週間以内はさすがに8.8%と少数派でしたが「1ヶ月以内」でよいママと「2ヶ月以上」を希望するママがちょうど半数ずつ。フリー回答では「半年」「1年」という声も少なくありませんでした。「産後落ち着くまで」「100日を迎えるまではせめて」「長ければ長いほど」という声がある一方、「検診や予防接種など、要所要所で取ってくれたら助かる」「2〜3ヶ月は毎日定時退社&休日出勤なし」「ずっと家にいなくてもいいから時短勤務で家にいる時間を長くしてほしい」と、まずは夫の働き方改革が必要そうです。


実際に育休を取ったパパは2割


男性育休に「賛成」のママは9割、でもパートナーが「取りたがると思う」と答えたママは3割、そして実際に取ったのは20.9%とさらに数字が下がりました。

取らなかった理由は、「職場の人手不足で取れません」「職場に迷惑をかける」「仕事が終わらない」「上司が怖い」「そういう制度も前例もないと会社に断られた」と職場の環境を理由にした回答が多く見られました。逆に、取った人も「育休制度が始まったから」「会社が育休取得を推奨していたため」と、会社の環境によるものも見られました。


取ってよかった!は66.2%、育休期間は取った人の33.6%が1週間以内


男性育休を取った家庭のママの66.2%が「取ってよかった」と回答。男性育休に賛成のママは9割なのに対し、満足度はそこそこの結果に。「一緒に子どもを育てられて、愛情や絆が深まった」「本当に動けなかったから、家事育児全部助けてもらえた」「夫の家事スキルが上がった」と喜びの声が上がる一方、「ただの夫の休日だった」「家にいても家事育児をやらないなら邪魔になるだけ」と男性育休中のパパの家事&育児の向き合い方に不満を募らせたママもいました。

育休期間は「1年」というパパがいる一方、「1週間以内」33.6%、「1ヶ月以内」40.3%と大半はママたちの希望よりも短めの結果に。1ヶ月以内には「10日間」や「2週間」も含まれているため、目で見える結果よりも実質は短い人が多い印象です。

令和ママの声をPick Up

Instagramのストーリーのフリー回答では、そのほかにも令和ママたちの「男性育休」に対する意見が多数寄せられました。


男性育休について

・すぐに成長してしまう一瞬を一緒に分かち合えるから。

・子どもの成長を一緒に見たい!新生児期の大変さを男性にもわかってほしい!!!

・男性にも積極的に育児に参加してほしい。(そうすれば、仕事より)育児の方が楽なんて思う人がほとんどいなくなると思う。

・男性も育休を取れば、女性を雇うことの企業側のリスクも男女平等になる。

・産後の感謝はずっと続くと思う!あと一緒に親としてスタートして足並みを揃えることは大事。

・女性は出産後の心身を回復させる時間が必要だから。

・自分の子だからお世話して当然。

・本当に育児のために取ってくれる人ならいいけど、そうじゃない男性は絶対いると思う。

・旦那が育休取った時、家事やミルク等助かりました!

・いつもやらない家事をやって、少しでも大変さをわかって欲しい!

・家事ができる旦那なら賛成。できない旦那ならじゃまなだけ。

・ボーナスが減らないなら絶対に取りたい(取ってほしい)

・大きい会社ならいいと思います。でも小さい会社は休まれちゃうと潰れると思うので、生活ができなくなる。


あなたのパートナーは取ると思う?

・会社で最近取る人が増えてきた。

・取れる制度はあるが、周りから「取ると出世できなくなる」と言われているため、取らない。

・お金と周りの目…(が気になる)

・仕事的に短期間休むのは無理がある。

・人員不足で休めない。

・会社が育休取得率をアピールしたいがための、1週間の育休…しかも生後11ヶ月で。意味あるのかな?

・何もできないパパに育休取られても…


パパが育休を取った人の声

・ほぼほぼ家事をやってくれました!

・すべてを任せられるし、心の負担が大きく減った!

・上の子の保育園や身の回りの家事を行なってくれた

・産後の不安定な気持ちや、夜中の授乳などを代わってもらえてよかった。大変さを少しわかってもらえた。

・一緒に育児ができた思い出になったし、成長が見られた。

・ただの夫の休日だった

・結局仕事で呼ばれて家にいない。家にいても行動とか見ててイライラしちゃったので(育休いらない)

・自分の勉強をしていて使い物にならなかった

・休んでいるのに、結局ほとんど仕事をして育児してなかった


<調査方法>

Instagramストーリーを利用したインターネット調査(2択および4択)

対象:「ママタス」Instagramフォロワー

●実施期間:2023年3月23〜24日

Q.男性育休についてどう思う?(有効回答数2,398件)

Q. いま子どもができたら、あなたのパートナーは育休を取ると思う?(有効回答数2,140件)

Q. パパが育休取るなら、どれくらい取って欲しい?(有効回答数1,453件)

●実施期間:2023年3月28〜29日

Q. あなたのパートナーは育休取った?(有効回答数2,193件)

Q.パパが育休取った人教えて!取ってよかった?(有効回答数612件)

Q.パパが育休取った人教えて!どのくらいの期間取った?(有効回答数620件)


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■令和ママDATA BOOK2022発売!

価値観、購買行動、メディア接触時間…、令和ママのすべてが明らかに!

ママタスでは、全国のママを対象にしたアンケート調査をもとに集計・分析した「令和ママDATE BOOK2022」を2022年10月12日に発売しました。家事、仕事、子育てについての価値観から、家計管理、メディア視聴態度、そして夕食をつくりたくないときの解決法まで、令和の時代に子どもを育てる令和ママのすべてがわかるデータブックです。

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■令和ママってどんなママ?

新しい時代に子育てや家事に取り組むママを、ママタスでは令和ママとよんで応援しています。コロナ禍での妊娠、出産、子育てを余儀なくされるなか、令和ママは「母乳神話(子どもは母乳で育てるべき)」や「三歳児神話(子どもが三歳になるまでは母親がそばにいてお世話するべき)」などにとらわれることなく、自由で新しい価値観を持って子育てや家事に向き合っています。ユーザーアンケートをもとにママのリアルな声を集めて発信する「ママタスlabo」では、そんな令和ママの新常識を取り上げてきました。

●「夕食のおかずは毎日手作りしなくていい」と考えるママは96.1%。機械化や外注にも抵抗なし!

●令和ママの83.5%がスマホ育児容認 ~母乳育児や離乳食の手作りにもこだわりません~

●83.4%が“共働きが夫婦の基本形態” ~男性育休に対する世間の目は?出産するなら断然○○!


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■mamatas labo(ママタスラボ)とは

「mamatas labo(ママタス ラボ)」は、[ママをもっと自由に」をスローガンに自分らしく生きるママを応援するSNSメディア「mamatas(ママタス)」が行う社会貢献活動。ママパパたちの本音、社会に届かない声や思いを伝えることを目的とし、Instagramの機能を用いて世情の変化に応じたアンケートを随時実施しています。活動を通して子育てを頑張るママパパ、子どもたちにとって今日より明日が、今よりちょっと先の未来が自由で楽しい毎日になることを願っています。

調査例)

【調査データ】令和ママ3,500人に聞いた!光熱費と食料品に大打撃!98.0%が物価高騰の影響を実感〜 教育費用は削減予定なしが過半数、スキンケアは「価格」より「質」重視〜(2023年2月15日) 【商材別】令和ママにアプローチするならどのチャネル?新商品情報は『店頭POP』、自分の化粧品や子ども日用品は『SNSを活用』などママの情報源が明らかに(2022年11月30日) 【新・ママ像、発表!】令和ママは「経済自立のために仕事は必要」76.9% 有職者率は60.1% 〜 子どもが何よりも大事!でも仕事も自分の時間も欲しい…〜(2022年11月25日)


■mamatas(ママタス )とは

[ママをもっと自由に」をスローガンに自分らしく生きるママを応援する動画メディア、ママタス。子育てをしているママ自身が「もっと、のびのびと」「自分らしく」輝けるよう、社会の固定概念の変化や、そこからの解放に働きかけることで社会貢献を果たすことを目指す。日々のSNS無料動画マガジンでの情報発信だけでなく、ママの本音を社会につたえる「ママタスlabo」、保育士の業務軽減を目指す「保育園応援プロジェクト」、便利な商品がSNSからそのまま購入できるセレクトSHOP「ママタスSTORE」などを展開している。

*2018年4月にサービスを開始して以降、ローンチから11ヶ月時点でInstagram内のママ向けアカウントで国内フォロワー数No.1※1を達成。SNSファン数は延べ110万人を超える等順調に成長。

※1 Instagramのプロフィールに「ママ」「子育て」「生活」が含まれる国内企業アカウントのフォロワー数より(2021年10月時点ユーザーローカル調べ)


■公式SNS・WEB

ママパパ向けサービスサイト https://www.mamatas.net/

クライアント様向けサイト https://www.biz.mamatas.net/


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